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イース8をプレイし、その流れでイース9をプレイしました。
巷では「8に比べたらイマイチ」という声もある本作ですが、それでも面白かったですし、エンディング後に達成感がありました。なので、私個人としては、プレイして良かったなと思っています。
それでも気になるところはありましたので、良い点・気になる点を踏まえて、イース9のレビューを書いていきたいと思います。
なお、未プレイの方のためになるべく核心を突くようなネタバレはしないようにします。
プレイ時間:32時間、難易度:NORMAL
1. イース9の概要
物語は、主人公アドル・クリスティンが「監獄都市」と呼ばれるバルドゥークに立ち寄るところから始まります。
そこで「怪人」と呼ばれる特殊能力を持つ者たちと出会い(しかもアドル自身も「怪人」になってしまう!?)、彼らとともに自身にかけられた呪いを解く方法を探します。
そして、その過程で監獄都市バルドゥークの隠された秘密に迫ることになります。
発売日 2019年9月26日(木) 発売
ジャンル アクションRPG
対応機種 PlayStation®4、Switch、STEAM
プレイ人数 1人
それでは、実際にプレイして思ったことを紹介していきます。
2. 爽快な戦闘システム
ボタンをポチポチしているだけでそれなりに格好がつく戦闘ができるのはいいですね。
よりスタイリッシュに戦闘をこなすなら、ジャスト回避などを狙っていくとめちゃくちゃ爽快感が増します。
この辺りは8と大差ないと感じています。というより、基本8と同じ?
「グリムワルドの夜」という防衛戦があるのですが、敵が大量に押し寄せてくる関係で、他のレビューで処理落ちがするという声がありました。
ただ、私はプレイ中気にはならなかったです。PS5でプレイしていたからでしょうか?
3. 「異能」を使ったフィールド探索
イース9では、バルドゥークを怪人たちの「異能」を使って移動していきます。
瞬間移動したり、壁を駆け上がったり、滑空したり…例えるなら忍者になって屋根から屋根へ飛び移るかのようなイメージです。(特に白猫ちゃんと鷹さんの異能には大変お世話になりました)
ひとつ気になる点として、建物に「ねずみ返し」みたいなものがあり、地味にストレスになることです。そのため、ショートカットしたいのに、結局遠回りするはめになることもありました。
あと、今作の主な舞台が都市の中ですので、閉塞感があるのは否めないかなと思います。
一応街の外には出られるのですが、「おぉ!新しいところに来た!!」という感動はないです。あくまで「外から監獄へ侵入するための通り道」って感じです。
4. 個性豊かなキャラクターたち
今回、それぞれ怪人ごとに焦点を当てたストーリーが展開されていて、彼らの抱えるものや背景を知ることができます。その前提もあって、エンディングで「みんなこれから幸せに暮らしてくれ~」と思ったものです。
そして、アドルや怪人たちだけでなく、彼らを助けてくれるキャラクター、敵側のキャラクターそれぞれにバックボーンがあります。
敵側も彼らなりの信念や正義があり、ちょっと同情してしまう部分もありました。
そして、ストーリーを進めていくと、「えっ!?この人そんな人だったの!?」とまさかの展開に驚くことも。あと、いきなり知らない人が出てきて「誰!?」と思うこともありました(笑)
5. 謎が謎を呼ぶストーリー
イース9全体的にシリアスなストーリーになっています。そのため、進めていると「これってどういうこと?」と思う部分が出てきます。
中盤ぐらいまでずーっとその状態が続きますが、ある場所を訪れるとその謎が解けます。「えぇ!?そういうこと!?マジかぁ」と思ったのが正直なところです。伏線、あったかなぁ…?
あまり詳しく話してしまうと面白さが半減してしまうので、これ以上は触れません。
未プレイの方は実際にプレイして私のリアクションの理由を確かめてみてください。
6. BGMはちょっと物足りない
これは好みの問題なので、あくまで参考程度に読んで欲しいです。
前作の8では、場面とBGMが連動しているシーンがあったのですが、今作はその要素が薄いかなと感じました。
ストーリーが全体的に暗めなので、気分が上がるような、場面が盛り上がるような曲調が少ないのかなと思いました。
この記事はクリアしてから2日後に書いているのですが、「ここの曲が良かった」というのがパッと出てこないです。
7. 最後に
気になる点はちょこちょこあるものの、おおむね満足できる作品になっています。
特に気に入ったのがエンディングです。
セルセタの樹海、8をクリアしてきましたが、9が一番清々しい気持ちで終えることができました。街から旅立つアドルたちをみんなが見送ってくれるのが良かったですね。
8と比較されて色々言われている9ですが、シリーズファンやアクションRPGが好きな人には、ぜひプレイしていただきたい作品です。
もし興味が出てきてプレイしたいと思っていただけたら嬉しいです。(PlayStation Plusのゲームカタログに収録されていますよ!)
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