【ドラクエ3HD-2Dレビュー】懐かしさと美しさが融合！心震える王道RPGを体験！

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今更ながら『ドラゴンクエストIII そして伝説へ… HD-2Dリメイク版』をプレイしました。

原作の持つ懐かしさを大切にしつつ、現代的なグラフィックと演出を取り入れたこの作品は、まさに「昔懐かしいのに新しい」体験でした。

私自身ドラクエシリーズは多少プレイ経験はあるものの、３は初見プレイでしたので、できるだけ攻略情報を見ず、自分のペースでじっくり冒険しました。

その中で感じた良かった点、ちょっと気になった点を、極力ネタバレにならないようにレビューしていきます！

これからプレイを考えている方、リメイク版が気になっている方の参考になれば嬉しいです。

プレイ時間：31時間、難易度：普通

１. ゲームの基本情報

発売日 2024年11月14日(木) 発売　※Steam版は2024年11月15日(金)
ジャンル RPG
対応機種 Nintendo Switch、PlayStation®5、Xbox Series X|S、Steam
プレイ人数 １人

希望小売価格 7,678円（税込）

公式サイト こちら

２. 実際にプレイして良かったところ

・HD-2Dグラフィックの美しさに感動！

まず最初に驚かされたのは、なんといってもグラフィックの美しさ！

2Dドット絵に立体感とライティングを加えたHD-2Dの表現は、街の夜景やダンジョンの暗がりまでリアルに描き出していて、冒険への没入感を何倍にも高めてくれました。

特に夜の街並みの美しさは格別で、初めてロマリアに到着したとき、思わず立ち止まって見惚れてしまったほど。

プレイ中、「オクトパストラベラー」を彷彿とさせるグラフィックだな、と感じることも多々ありました。

・性格診断や仲間選びの自由度が楽しい！

ゲーム開始時の主人公の性格を決めるための性格診断では、まさかの「頑固者」という結果に（笑）。

実際の性格とは違う気もしますが、こういった小さな遊び心がDQらしくて嬉しかったです。

仲間選びも自由度が高く、私はオーソドックスに戦士・魔法使い・僧侶のパーティーを序盤組みました。

初見だったので探り探りでしたが、自分なりのパーティ編成で冒険を進める楽しさがありましたね。

・道に迷っても大丈夫！親切設計が嬉しい

RPGあるあるで「次どこ行くんだっけ？」と忘れてしまうこと、ありますよね。

でもDQ3HD-2Dでは、マップに次の目的地が分かりやすく表示されるので、しばらく間が空いても安心してプレイを再開できました。

この細かな配慮のおかげで、仕事や勉強で忙しい人でも、無理なく進められると感じました。

・転職システムがやっぱり面白い！

個人的に一番ハマったのが、やっぱり転職システム！

ダーマ神殿に到着してからは、戦士を武闘家に転職させたり、魔物使いにしてみたり、僧侶を賢者に転職させたりと、自由な育成を楽しみました。

好きなようにキャラを育てられる自由度の高さは、ドラクエ3ならではの魅力だと改めて実感しました。

・音楽の力、改めて実感！

空を飛べるようになった時に流れる「おおぞらをとぶ」。

この曲が流れた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。

フィールドを駆け巡るときのワクワク感が何倍にも膨れ上がり、「ああ、ドラクエを遊んでいるんだなぁ」と実感できる瞬間でした。

名曲揃いのBGMも、HD-2Dの映像と相まって最高の冒険体験を演出してくれます。

３. 気になったところ

主人公だけ転職できないのが惜しい！

仲間たちは自由に転職してどんどん成長していくのに、主人公だけは「勇者」固定。

物語の都合上仕方ないとは思いますが、育成の自由度を楽しんでいた分、「ん？なんか主人公ちょっと弱く感じる…？」と思う場面もありました。

一応フィールド上で拾える「○○のたね」でステータスを上げられますので、拾ったたねを全部主人公に注ぎ込んでました。

４. 総合評価

総合評価：★★★★☆（4/5）

特に育成や冒険が好きなRPGファンには、間違いなくオススメできる作品です！

５. まとめ

『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク版』は、「懐かしさ」と「新しさ」が見事に融合した、最高の王道RPG体験でした。

ストーリーを追う楽しさ、自由に育成していくワクワク感、そして壮大な世界を駆け巡る感動──。

どれを取っても、個人的にリメイクとして成功だったと思います。

この作品をクリアした今、自然と「早くDQ1・2のリメイクも遊びたい！」と期待している自分がいました。

まだ遊んでいない人も、かつてドラクエ3に夢中になった人も、ぜひ一度この冒険に飛び込んでみてください！